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さば缶と根菜の煮物

【1人前:267kcal】

コラム
 小学生の頃、夏休みのレクリエーションの一つに村の人たちで行く海水浴がありました。砂浜で食べる塩むすびのおいしいこと!。おかずは決まって赤貝や青魚の缶詰、そしてスルメの佃煮・・・。店頭で見つけるとあの頃の光景が脳裏をかすめ、「食」の思い出をたくさん作ってくれた親に感謝しています。今回は缶詰にひと手間かけた煮物です。肉じゃがの材料に似ていますが、必ず加えるのが大根。大根の水分はサバ缶と他の材料をつないでくれます。また、冷めても固まらない魚の油のおかげで温めなくても食べられ、簡単かつ経済的に夏場のメニューになりました。



毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2012.8.10掲載






さばみそ煮(缶詰) 1缶(200g)
大根 10cm(約200g)
たまねぎ 1コ(約200g)
にんじん 1/2本(約50g)
じゃがいも 4コ(約600g)
青ねぎ(ざく切り) 適宜
和風だしの素(顆粒) 大さじ1
白菜キムチ(ざく切り) 150g
・砂糖
 
[1]

大根とにんじん、じゃがいもは皮をむき7〜8m厚さの半月切りまたはいちょう切りにする。じゃがいもは切った後すぐに水にさらし、水けをきる。
たまねぎは1cm幅のくし形切りにする。

[2]

[1]の材料と水カップ1、砂糖大さじ1/2〜1を入れ強火にかける。煮立ったら中火にしてふたをし10分間煮る。


ポイント・・・味つけの最初は砂糖から。
砂糖の味をなじませておくと、後から塩分のある調味料を加えても使いすぎることなく、必要最小限の分量で味がぴたっと決まる。

[3]

じゃがいもがほっくり煮え水分がうっすら残る程度になったら、さばみそ煮と白菜キムチ、和風だしの素を加え全体をさっくり混ぜる。青ねぎをちらして仕上げる。




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