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わけぎとまぐろのぬたあえ

【1人前:92kcal】

コラム
 わけぎはユリ科の多年草で、ネギやニラと同じ仲間ですが、種子をつくらず植えた鱗茎の株分かれによって繁殖するので、分けるとネギ、分葱と呼ばれています。福岡地方ではセンブキと呼び、桃の節句のメニューには欠かせない食材です。
おばいけや、もだま(フカの湯引きしたもの)、この時期の貝類などを相ものとして組み合わせます。どろどろとした濃度の酢みそであえますが、このどろどろがぬた(沼井の意)に似ている所から「ぬたあえ」と呼ばれます。ぬたえはぬたあえのなまったものです。


毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2013.2.22掲載






わけぎ 2わ
まぐろ(赤身・さく取り) 150g
しょうが(せん切り) 1かけ分
・しょうゆ、塩
A
合わせみそ 大さじ2
大さじ2
砂糖 大さじ1〜1 1/2
 
[1]

わけぎは根と葉先部分を少量落とし、沸騰湯に入れしんなりするまでゆでる。ザルにとって塩少々をふり広げて冷ます。冷めた後、ざく切りにし水けを絞る。
まぐろは1cm角に切る。
しょうがは水にさらす。

[2]

Aを混ぜ合わせ酢みそを作る。

[3]

あえる直前にまぐろにしょうゆ大さじ1をからめ、この汁をきってから[1]のわけぎと混ぜ合わせる。器に盛り[2]の酢みそをかけ、水けをきったしょうがをのせる。




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