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いかとこんにゃくのトマト煮

【1人前:157kcal】

コラム
 私の仕事の一つに、食品ごとの分類整理があります。20代から始めましたが、改めてファイルをながめていると、魚介類では青魚のアジ、イワシ、サバ等、野菜ではトマトやその加工品の資料やレシピのストックが断トツに多いです。これらが体に良いと言われるゆえんも分かる気がします。
 今回はトマト水煮缶詰を使ったトマト煮です。思っているよりとっても簡単です。整理すると、魚介類がメインの場合は炒めていったん取り出し、トマト缶で5分間くらい煮込みます。夏野菜がメインなら最初からトマト缶と煮込み、時間の目安は15〜20分間です。ズッキーニやナス、パプリカが甘みを増しおいしさの手助けをします。アンチョビが入るとコクのある味に、砂糖はトマトの酸味を柔らげます。こんにゃくは意外にこの料理とマッチと、コストダウンそしてボリュームアップになります。   



毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2012.5.25掲載







やりいか (正味)200g
糸こんにゃく(結び) 1パック(150g)
トマト水煮缶 400g
サラダビーンズ(ドライパック) 100g
にんにく(半分に切りつぶす) 1かけ
赤とうがらし(種を除く) 小1本
アンチョビ(ペースト) 小さじ1
カップ1/4
パセリ 適宜
・オリーブ油、塩、砂糖、こしょう
 
[1]

いかは内臓を除いてきれいに洗い、胴は2cm幅に切る。足は食べやすく切り分ける。

[2]

糸こんにゃくは下ゆでをし、さらに空いりをして味の含みをよくする。

[3]

深めのフライパンにオリーブ油大さじ1、にんにく、赤とうがらしを加え弱火にかけ、香りを油に移す。アンチョビを加えよい香りがしたら中火強にし[1]を加える。
手早く混ぜ八分どおり火が通ったら酒を注ぎ少し煮詰める。

[4]

[3]のいかを取り出し、トマトの水煮と糸こんにゃくを加えトマトのホールを木べらなどを使ってつぶす。塩小さじ1、砂糖大さじ1/2〜1、こしょう少々を加え中火強の火力で5分間煮る。


ポイント・・・煮詰める。
混ぜた後なべ底がはっきり見えるまで煮詰めると保存がきく。

[5]

[4]にサラダビーンズといかを加え、味をみて塩、こしょうで味を調え器に盛りパセリを飾る。




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