セツコ母の味サロン | 卵でまろやかカレー豆腐鍋

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【1人前:402kcal（麺類除く）】

数年ぶりにのれんをくぐっても、我が物顔で注文できる食事処が福岡市内に5軒あります。その中のひとつにそば店があり、店主は「かえし」（しょうゆと砂糖を混ぜ合わせたもの）をだしと合わせて、辛汁や甘汁を作っています。その中でも特に厚焼き卵は、塩を使わず「かえし」のみで味付けしていて、ふわっとまろやかに仕上がり、私は大好きです。今回は店での会話を思い出しながら、カレーつゆを作ってみました。豆腐にも良く合い、最後のしめはうどん。これがまたおいしいのです。ぜひおすすめです。毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2010.12.11掲載

[1]	豆腐はやっこに切る。

[2]	たまねぎは横に薄切り、しめじは根元の硬い部分を落として小房に分ける。春菊は葉を摘み、茎は食べやすく切る。

[3]	なべにだしを温めてカレー粉をふり入れ、しょうゆとみりんで調味する。

[4]	[3]にたまねぎとしめじ、豚肉を入れて煮る。煮立ったらかたくり粉を倍量の水で溶いて流し入れ、とろみをつけ、[1]の豆腐と春菊を入れて少し煮る。豆腐がゆらゆらしはじめたら、卵を割り入れる。白身が固まりはじめたら手早くくずし器に盛る。カレー汁が残ったら、カレーそば、カレーうどんにして食べてもよい。ポイント…とろみが先。　　　　　　とろみをつけてから豆腐を入れ温めると　　　　　　豆腐がくずれにくい。