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かきとほうれん草の酒かす煮

【1人前:115kcal】

コラム
 今回のメニューは旬のカキとほうれん草の組み合わせに、発酵食品の酒かすとみそで味付けしました。酒かすは酒蔵が開放される新酒の季節に店頭で多く並びます。この酒かす、「かす」とは大違いで、栄養やうまみの宝庫。水と砂糖を加えて温めると甘酒になり、体を温めてくれますね。今回はペースト状のものを使いましたが、板状ものもあり、水でふやかして使います。これはひとあぶりして食べると、ちょっと乙な味です。節分が終わると「立春」。冬の名残にユズの皮を添えました。



毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2012.2.10掲載







かき(むき身) 300g
ほうれん草 1ヮ(約200g)
酒かす(ペースト状) 50g
A
カップ1/4
みりん 大さじ2
ゆずの皮(せん切り) 適宜
・米みそ、塩、かつお削り節、かたくり粉
 
[1]

酒かすに米みそ20〜30gと水大さじ1を加え混ぜる。
かたくり粉大さじ1/2を水大さじ1で溶き、水溶きかたくり粉を作る。

[2]

かきは薄い塩水でふり洗いして汚れを取り、水洗いしてから水けをきる。
ほうれん草は色よくゆで、水につけて冷まし水けを絞る。2〜3cm長さのざく切りにし、かつお削り節を加え混ぜる。

[3]

鍋にAを入れて強火で煮立て[2]のかきを加える。再び煮立ったらほうれん草と[1]の酒かすを加えかきに火が通るまで煮る。水溶きかたくり粉で薄くとろみをつけまとめる。


ポイント・・・かきは手早く火を通す。
 かきの身がしまらずふっくらと仕上げる為。

[4]

器に盛り、ゆずの皮をちらす。




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